司馬遼太郎著「竜馬がゆく」全8巻。
通勤電車だけの読書ですが4巻まで終了。まだ半分です。
土佐勤王党のメンバーが次々と捕まっていくあたりです。
NHK大河「龍馬伝」でいえば"人斬り似蔵"こと岡田似蔵役の佐藤健くんが
拷問を受けて全国の婦女子がキャーキャーいっちゃうあたりです。
ドラマとは違う部分もあるっちゃああるんですが
幕末といえばまだ120~130年前だから当時を知るための文献が多く残ってるんだろう。
基本的にはドラマも小説も同じ流れを辿って激動の大政奉還へと向かって行ってます。
とはいえどちらもフィクションの部分(というか味付けされた部分)があって
ドラマでは京都三条家に遣えて土佐を離れる龍馬初恋の人は平井収二郎の妹・加尾(広末涼子)なんだけど
小説では、郷士である龍馬よりはるかに位が上の土佐家老福岡家の御姫様のお田鶴(おたず)様に
なっていたりしてちょっと違う。
小説では龍馬は身分の違うこのお姫様と禁断の恋を展開してたりするのである。
またドラマでは郷士で武市半平太とともに土佐勤王党で活躍する郷士・平井収二郎(雨上がり宮迫)も
小説では上士である。ただ上士なんだけど、武市の思想に共感する数少ない攘夷の思想を
抱いた上士なので役割としては同じなんだけど。
いや~しかし面白いねぇ。
徳川の支配が当たり前、徳川幕府のための世の中が当たり前の世の中で
藩を超えて「日本」人として本気で世の中を変えようとしている龍馬に胸が熱くなります。
昨今のなんちゃら党の政治まがいのお仕事を見てるとなお一層熱くなるってもんです。
あ~こないだの進次郎とレンホーの激突はちょっと熱かったな(笑)
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