『告白』 湊かなえ(扶桑社)
松たか子主演の映画のほうが話題になったやつ。
映画公開よりもだいぶ前に購入していたにも関わらず積み本してた。
通勤電車の中で読んで2日で読破。ボリューム小です。
複数の短編形式で、何人かの登場人物がストーリーテラーとなって
事件についての告白する短編を全部読むと完成するようになっている。
後半3編は単行本化のために書き増しされたらしい。
後味の悪い結末で、救いようがないです。が、面白かった。
センスというか才能というか。
事件が起こる中学1年のあるクラスの担任教師の告白は
ずっと松たか子で脳内再生されてた。
事件の被害者でありながら、淡々と、抑揚のない口調で(これはおれのイメージだけど)
語る担任教師の長セリフがテンポがよくて痺れる。
実は映画のほうはみきちゃんが鑑賞済み。
まだ読み切ってない段階で話をしたら ちょっと原作とは異なる部分があったので
映画のほうも見てみようかなあ。まだDVDは出てないのかな?
てかまだ映画上映してるのか??まだ上映してるんならDVDもうちょい先だな
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