第77回東京優駿、所謂日本ダービーは7番人気エイシンフラッシュが制した。
超が付くほどのスローペースでの上がり勝負。
エイシンフラッシュはメンバー中最高の上がり3ハロン32.7。
ちなみに
1着エイシンフラッシュ 4角11番手 32.7
2着ローズキングダム 4角06番手 32.9
3着ヴィクトワールピサ 4角09番手 33.1
4着ゲシュタルト 4角04番手 33.4
5着ルーラーシップ 4角06番手 33.3
6着ペルーサ 4角09番手 33.3
7着トゥザグローリー 4角03番手 33.7
8着サンディエゴシチー 4角13番手 33.0
9着ヒルノダムール 4角11番手 33.3
実に1~9着まで上がり3F32~33秒台で上がってきている。
ヴィクトワールピサやペルーサら人気馬の激しい叩きあいを期待していた
ファンからするとちょっと拍子抜けの感は否めないが、
好位からメンバー最速の上がりで駆け抜けた勝馬は皐月賞でも3着。
近年屈指の世代と言われている2007年産駒の中で今後も活躍してくれることだろう。
負けた馬たちも今後の活躍が期待出来る馬が沢山いた。
3着を確保したヴィクトワールピサや復権の2歳チャンプ・ローズキングダム。
良血ルーラー、グローリーもあっと思わせる場面があった。
骨折で直前回避したダノンシャンティも合わせて、秋の活躍を
期待したい。
エイシンフラッシュの藤原厩舎はダービー前日のG-Ⅱ金鯱賞で
タスカータソルテが予後不良というアクシデントに見舞われている。
タスカータソルテは「ポケット一杯の幸せ」という意味のイタリア語。
僚馬の無念を一世一代の大舞台で見事に晴らしてみせたエイシンフラッシュ。
ポケットがいくつあっても足りないぐらいの幸せを厩舎に届けたことだろうと思います。
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