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『のぼうの城』 和田竜(小学館)
これ、もう2~3年前の本で、戦国時代が舞台の小説です。その年の個人的BEST1。
何故今頃取り上げるかというと、映画化されるらしいから。
読み終わった時「ああ、こりゃ絶対映画化されるな」と思ったがやっぱり。
最近はどんなメディアが原作であろうとなんでも映画化されるので
ちょっと面白ければ「映画化されるな」などと思ってしまうのですが、
この『のぼうの城』は自信が確信に変わりましたじゃないがかなり確信めいたものがあった。
まぁ面白いので読んでください。
ただ、映画版のキャストがいまいちしっくりこない。
のぼう様こと成田長親(なりたながちか)役は「陰陽師」安部晴明の印象が強い野村萬斎。
のぼう様は「でくのぼう」から付けられた渾名で、当主の従兄弟という家柄にも関わらず
領民からこんな失礼な渾名で呼ばれているのに本人は全く気にせず、おっとりな感じ。
野村萬斎じゃ切れ者なイメージ強すぎじゃないすか?いや野村さんが嫌いな訳じゃないのよ。
とはいえ映画化となるとエンターテイメント性を高めるために脚本の修正や
配役はよくあることだし、出来上がったものを見てみないと判らないね。
『のぼうの城』は本屋大賞で話題になったんだけど(大賞とったかも?)、
同じく本屋大賞の『チーム・バチスタの栄光』だと40代・中年医師の主人公が
映画だとなぜか竹内結子。性別まで変更されてたよ。
竹内結子とコンビを組んだ阿部寛は原作だと所謂メタボ体系に奇抜な配色のブランド物のスーツ
を着込んだ珍獣的扱い(中身は切れ切れなんだけど)のおっさんだからな。
映像化されたものが原作を超えるってのはなかなか難しいが、
自分の場合、映画は映画として割り切って楽しめるので1粒で2度美味しい。意味不明。終
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