交流戦の対北海道日本ハム4回戦。
登板予定だったダルビッシュは膝の違和感で登板を回避。
ダルビッシュはちょっと見てみたかったが、これはチャンスと言わざるを得ない。
巨人の先発は現在8連勝中の東野。対して日ハムはダルに代わって急遽登板と
なった糸数(いとかず)。
東野は序盤から制球が定まらず、ピンチを牽制死などでなんとか凌ぐ苦しい展開。
2回に阿部の2試合連続となる先制15号ソロで主導権を掴むもそれだけ。相変わらず東野は安定せず。
早いうちに援護してあげたいところだが、自慢の重量打線は糸数を攻めあぐねてチャンスすら作れず。
■阿部の15号直後。
巨1-0日
3回、なんとか2アウトまで漕ぎつけた東野だったが
森本、稲葉、小谷野の3連打で逆転されてしまう。
巨1-2日
■3回の攻撃中にお弁当を買ったがすでにほとんどが売り切れ。
入場したら買っとくべき。
さらに4回にも2点を追加され
巨1-4日。
前回無安打に抑えながら肩の痛みで降板した東野。
どうやらまだ完調ではない模様。
う~ん、苦しい展開。
今年の巨人は先発不足が顕著である。ゴンザレスは不調で2軍落ち。
グライシンガーは手術で出遅れ。オビスポは調整不足で最近やっと上がってきたばかりだ。
てか書いてて思ったが外国人ばっかぢゃねーか。
昨年7勝の東野の急成長、日ハムから移籍してきた藤井の頑張りと打線の援護で
なんとかここまで繋いできた感がありありだ。安定していた東野がこれでは如何せん厳しい。
しかし!
巨人にはこの男がいた。松井がNYYへFAで移籍した後も、首脳陣が他球団から山のように
強打者を買い漁ってきても、この男は常に主軸であり続けた。
高橋由伸である。
今宵はひさびさの、由伸劇場が幕を開ける。こんな試合に立ち会えるなんて・・・!
まずは5回、2アウト2塁から反撃の6号ツーラン。1点差に迫る。
巨3-4日
■ガツーン
■由伸の6号直後。大興奮
6回、2番手オビスポが捉まりノーアウトフルベースから
失点。巨3-5日。これ以上点はやれない状態だったが復調してきた中継ぎエース山口が
きっちり火消し。なんとか1失点で切り抜ける。
7回表は好調・久保がきっちり3人で抑えて見方の反撃を待つ。
そして7回裏、その時は訪れた。
先発糸数に代わってマウンドに上がったのは巨人から昨年トレードで二岡とともに
日ハムに行った林。
古巣相手に力が入ったのか全くストライクが取れないまま谷にフォアボール。
続く坂本にもボール先行してカウントを整えられないままセンター前ヒット。ノーアウト1,2塁。
お膳立て完了である。打席には左の高橋由伸。左対左だが今更左なんぞ苦にするような男ではない。
場内のボルテージは最高潮。
2番に由伸がいること自体、本当に謎打線なのだが。だが彼はいるべくしてそこにいたのだ。
どこにいようと高橋由伸。ずっと巨人を支えてきた生抜き中の生抜き。クールだけど情熱的。
振舞いはクールでも情熱の片鱗はプレーの1つ1つに表れている。おれが一番好きな選手。
林の初球を完璧に捉えると打球は右翼へ一直線。逆転の3ランである。
最っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ高!!!
■打った瞬間ガッツポーズ。
巨6-5日
■逆転の瞬間。
梨田監督は木田、二岡と巨人に在籍した選手を次々と送り出してくるが
巨人は越智>クルーンと繋いでゲームセット。もう最高である。最高の試合。今シーズンBESTゲーム。
もう確定。6月だけど確定。異論は認めない。
■もう優勝でイイダロ
■監督とグータッチするみきちゃん。
監督の顔が原監督というよりは神無月。
いやいやよくできとるよ
おぢさん東京ドームの観戦では巨人負けなしである。
こりゃ年間シート用意すべきかもしれん。
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